同調圧力が強すぎて他人をじろじろ見過ぎる日本で窒息【違和感を感じるなら海外に逃げよう】

中国駐在中のnipuriです。こんにちは。

コロナウイルスの影響で、1ヵ月弱のあいだ日本に退避していました。

この期間、中国での仕事もストップしていたのでほぼ休暇。

娘たちも学校がお休みになってしまったので、昼間から一緒に散歩や買い物によく出かけていました。

そこで感じるのは、すれ違う人のどこか蔑むような視線。そんな見る?ってくらいじろじろ顔を見られました。特に年配の方や、主婦の方からの視線がきつかった。

もちろん学校や仕事がある時間。でも出歩いてても誰に迷惑かける訳じゃない。特有の事情もあるんだし。でも日本で感じた視線は、そんな事お構いなしで容赦ない。

同じように家族で日本に帰っていた中国の同僚も、視線をかなり感じるって言ってた。

その視線に混じるのは、やっぱり日本特有の強い同調圧力。少数派を蔑む無言の圧力。

飛行機降りて入国審査場を出てからすぐに感じたのも、この日本の閉鎖的な空気感。

その窮屈で窒息しそうな雰囲気を自覚するときは、中国に戻りたいと思いました。

海外で過ごしたうえで、この同調圧力の強さは日本独自だと思う。

違和感を感じていて、苦しくなったり行動できなかったりしている人は、海外に逃げるのもありです。それくらいこの同調圧力の強さは、日本で続いてきている大きな問題だと思っています。

同調圧力ってなに?

同調圧力は辞書の言葉を借りると、以下と意味。

集団において、少数意見を持つ人に対して、周囲の多くの人と同じように考え行動するよう、暗黙のうちに強制すること。

コトバンク デジタル大辞泉 より引用

少数意見と多数意見の優位性については、触れられていません。

同調圧力は、とにかく多数派と同じように動くことを、根拠もなく、あたかもそれが常識のように押し付けてくることです。少数意見は無視。

広義となるかもしれませんが、例を挙げていきます。

日本の学校での例

  • 学校で主流なファッション、髪型をしていないと、バッシングをうける。ハブられる。
  • グループに属してないと変な目で見られる。または属していないと不安。
  • 一人で昼食食べてると白い目で見られる。もしくは視線を感じて不安。

こんなの多分、みんな経験ありますよね。これらも同調圧力の一種。

旅行でのグループ分けなんか、思い返すと楽しさと緊張感が入り乱れてた。グループに入れなかった時は、何とも言えない悲しさがありました。

あと私は便所飯経験者です。変な視線を感じるくらいなら、便所で食べるのを選択する。昔話題になりましたが、痛いほど気持ちわかる。

未だに私は日本だと一人でご飯食べれない店もある。ある種日本の同調圧力を、無意識に感じているのかもしれない。

こんな記事もあります: 「お一人様外食の傾向と対策【孤独のグルメできない人向け】」

一見さんお断りという文化が日本にはありますが、よく考えると意味がわからないですよね。さも常識のように、断られた身にもなってほしい。

日本の職場での例

  • 仕事ルールに文句言うと、変な人に見られる
  • 残業せず先に帰ると嫌味言われる。苦労の共有化
  • 会議で奇抜な良い案を出しても議論に乗らない。上役の承認を持ち出され、流される。
  • 決定させるには全体合意が必要

これもサラリーマンあるあるですよね。

会議で課長がOK出したのに、部長が反対意見出したら、「私もそう思っていました!」とかみんな言い出す。うんこですよ。

上長に限らず、みんな意見が一緒じゃないと前に進められない。みんなで決めたからシステムやルールは守らないといけない。こんな空気感が日本にはずっと有ります。

少数派のアイデア押し通して記録に残るような失敗でもしたら、意見聞かないからだ!周りと合わせないからだ!と言われて昇進がなくなる。

…まあ、半ば私の愚痴でもあります。でも思い当たること、結構あると思います。

日本に同調圧力が根付く原因

同調圧力が根付く原因は、おそらく日本の教育の影響だろうと思っています。

日本の教育は、答えを見つける教育をする。またその正解を見つける方法にまでも、答えが準備されている。

だから方法もひっくるめて、正解ではないものを正す教育をする

新しいやり方を見つけ出したり、根拠まで持ち出して別の答えを導き出しても、間違っていると指摘される。

そのことに対する議論の仕方も教育されない。決められた正解が絶対的な力を持つので、議論する場すらも与えてもらえない。

少数派となる正解とは違う意見は、日本教育下では叩き潰されてしまうのを目の当たりにする。 それが日常的に行われるので、同調すれば安心感が得られるということを無意識に理解する。

そのうち人間関係でも、安心感が欲しいがために少数派を無言の発力で排除するようになる。

みんな同調による安心感を知っているので、少数派の排除に乗っかる。

強い同調圧力をかけることが当たり前になる。

こんな感じですかね。私ももれなく日本人ですから、感覚は良く分かる。

ただし大人になると多様性を認められる人も出てくるし、仕事以外では他人との距離も遠くなるので、同調圧力は緩和されます。特に最近の人に顕著だと思う。

でも学校では裏に同調圧力が隠れた教育をしている真っただ中なので、いじめ等の問題に発展しやすいんだと考察できます。

私もコロナウイルスで帰国した際に、特に年配の方と主婦の方からじろじろ見られたのも、おそらくこのことが原因でしょう。比較的、昔の教育方針の方が色が同調圧力の色が濃い。また小中高校生を抱えている親は、日本教育を今まさにに受けている子供の雰囲気の影響を受けているんだと思います。

海外の教育方針

アメリカ駐在経験があり、今はインターナショナルスクールに子供を通わせている同社の中国駐在員の人が居ます。その人が言うには、日本以外の学校は間違いを正すような教育はしないらしいです。

少数の意見や方法にも耳を傾け、それを尊重し、必要であれば議論をする。個を大切にする教育方針らしい。

日本の学校のは独特なので、絶対に自分の子供は日本の学校には行かせられない、と言っていました。

海外と教育方針の違いからも、日本の同調圧力が強くなりそうな傾向は見て取れますね。

同調圧力ない海外は日本より気楽な面もある

同調圧力が強い日本では、正しさもアイデアもスピードも、少数派なら叩き潰される傾向にある。

仕事で出てくる新規のアイデアも、初めは少数意見。仮にそのアイデアが進み始めても、みんなが納得しないと進めづらい。

その環境下で抜け道す行動に出ると、面倒だし工数と時間かかってしょうがない。

ネットでよく見られますけど、数の暴力で、間違った大多数の意見が少数派の正しい意見をかき消してしまうことが、特に最近よく日本でみられるような気がする。

だから日本では見張られている感じがして、結構息苦しい雰囲気があるんだと思う。

まさに言いたい事も言えないわけですよ、日本だと。反町隆史。ホイズン。

海外出張での私の例

一方、海外だとこんなに同調圧力で苦しむことはない。

私は昔に、会社の出張で欧州の2拠点程行かせて頂きました。

双方とも客先でトラブル起こしたんですよ。どちらもうちの納入製品原因の、結構大きな問題でして。

もちろん、その客先にも国ごとの今までのやり方や文化が合ります。実績もあるし、私の様なちんちくりんがもし解決案出しても、絶対受け入れられないだろうって思ってた。

でもそんなこと言ってられないので、私の感情は無視して日本式の解決法案を出したんです。全然その国の方法とは異なるやつ。

そしたら、両方の国の客も「すぐやろう」って言って受け入れてくれて。速攻で解決しました。

日本だったら、いくら素晴らしい案でも、わけわからない海外のものであれば門前払いのケースが多いでしょうね。

中国駐在での私の例

また、今中国で駐在していますが、日本人である私の存在は中国人からしたらもちろん異端です。

でもスピード、アイデア、判断力が中国側が持っているものより優れていれば、ちんちくりんな私の意見でも全て聞き入れてくれます。実績ないとか、聞いたことないアイデアだからとかで却下されることは全然ありません。

逆にいちいち日本に確認するとか、みんなに聞かないと分からないなんて言っていると嫌がられます。これはどの国でもそうでした。

自分が正しいと思う事が、例え少数意見でもきちんと受け入れられる状況って、ある意味楽です。

これは外から日本を見ないと分からないかもしれません。まだ海外に行ったことがなく、同調圧力が蔓延している日本に居た時には、どの国でもこれが当たり前だと思ってた。

同調圧力の違和感や苦しさを感じている人は海外に出るのも手段

言いたい事を言えない苦しさや、やりたい事がやりたくても出来ていない人は、海外に出てしまうのもありです。

海外だと言語が出来れば、こちらの意見も対等に聞いてくれる。年齢とか見た目とか関係ない。

少なくとも私が言ったことのあるフランス、ルーマニア、ドイツ、タイ、ベトナム、インドネシア、そして中国は少なくとも蔑むように人の顔をじろじろ見ません。

ここからほぼ私の愚痴ですが…

まず、人の顔じろじろ見るの、めちゃくちゃ感じ悪いからな。日本人の中には半笑いで見るやつも結構いて凄い不快。海外でやったら、下手したら拉致されて何されるかわからないっすよ。

多分そのことが、日本の閉鎖的な同調圧力にみちた空気作り出しているんじゃないかと思う。

大体ね、その国の人の前で○○人は差別的だとか、△△人は自分のことしか考えないとか言うの、決まって日本人なわけ。

海外では我々は少数派なのに何を勘違いしているのか、日本の来ている自分が多数派だと勘違いして、同調圧力引きづって仕事している日本人もよく見る。

大体海外でも日系メーカーと仕事したがるのは日本の会社。打合せでも日本人は日本人とだけ話したがる。

海外旅行でも日本人は同じ日本人じろじろ見過ぎ。海外来てまで、同調しようとしないでほしいわ。

もう鬱陶しくてありゃしない。多様性認めなさすぎ。想像力少なすぎ。

…愚痴をまき散らしてもしょうがないので

ここらでまとめます。

同調してみんなで進めるという日本のやり方が全て間違っているわけではなく、良い側面もある。でも集団は個の集まり。集団の前に個人です。集団を尊重して、個人をないがしろにするやり方ではどこかで支障をきたすでしょう。

会議のアイデアも、意見を出すのは個人。判断するのも、突き詰めると個人。

ただし日本の同調を重んじるやり方自体を個人で変えていくのは難しいです。だから息苦しさと閉塞感を感じている人は、環境を変える為に思い切って海外に出るのも一つの手です。

日本の会社も海外事業は広がっていて、手を上げれば海外赴任できる可能性は高まってる。PC一つで稼ぐ海外ノマドも増加しているし、間口はどんどん広がっている。

実際私は中国来て、精神的には楽になりましたよ。苦しんでいる方は、是非ご検討を。

 

ではまた。