ナンパは劇薬だけど人間力を上げる有効な手段になるかもしれない【ナンパ本レビュー】

ナンパは人間力を上げる有効な方法かもしれません。

ナンパ本2冊を読了しました。

男子たるもの、女性と遊びたい、モテたいというのはめちゃくや大きな原動力になる目的です。その為だけに生きている、という人が中には居てもおかしくない。

でもナンパは良くないイメージが付きまとってる。チャラい男が女性に手あたり次第声かけて、一夜を共にしようとしているイメージが強いでしょう。女性にとっても出会ったばかりの男性と二人でご飯食べたり、ホテル行ったりするのはセルフイメージが下がるので避けたいでしょうね。

また難易度も高い。女性に声を掛ける、女性と会話する、連絡先を交換する、食事を一緒にする、ホテルに誘う、セックスする。ナンパは相手がいるからこそできる事で、その相手である女性はそれぞれ性格が違う。相手をよく観察し、自分のアクションを選択し、且つアクションも上手く成功させないと次の工程に女性を誘導させることが出来ない。

イメージも良くなく、難易度も高い。だからみんなやらない。

けれども街に出れば女性はたくさんいて、ナンパの舞台はどこにでもあります。そしてナンパを成功させる各過程では、多くののテクニックやマインドが必要になります。このテクニックやマインドを練習して習得していけば、仕事や友達、環境まで変えられるかもしれない。ナンパは人間力向上の手段になりうるでしょう。

私自身、全くモテず辛うじて結婚できたような人間です。女性は恐れるべき存在で、ナンパなんて自分がしているところ想像しただけで冷や汗ダラダラです。もし取り組み始めたらメンタルをズタズタにされるでしょう。でもその反面、得られるものは非常に大きい。まさに劇薬。

私も軽蔑してた一人けど、本読んで考え変わりました。ナンパ師凄いよ。特にマインドにおいて得るものが沢山ある。私も自分を高めるために、ナンパは結婚する前に一度は挑戦しておくべきだったなぁと本気で思いました。

ナンパの目指す姿とモテる雄

ナンパの目的はセックス、と言うとセックスしてしまえば終わりで、後に繋がりません。人間力を上げる、というのもナンパという行為と直接の結びつきが弱いので、ナンパのルールとしてやはりモテる雄を目指すのが分かりやすいと思います。ここは女子から下衆と言われようとも、ナンパのゲームのルールとして自分の中で設定しておくべき。

女性は雌として子孫を残すという本能があります。ただし雌は雄とは異なり、子供を身ごもり育てる必要がある。出産、子育ては長い期間がかかり、雄に比べて雌は子孫を残す行為の回数が稼げません。強い子供を産み育て、さらにその子供が子孫を残せるように雌にはより優れた雄を探す本能があります。優れた雄の基準は生き残る力が強いか、もしくは家庭を守る力があるか。

生き残る力が強いことの基準は、健康で体が強いこと以外に、生殖本能が強いかどうかも大きく関わってきます。もし子供の生殖本能が弱ければ、子孫は子供の代で途絶えてしまう。だから、生殖本能が強い雄、精子をまき散らす雄が選ばれる傾向があります。

グッピーの雄2匹と雌1匹を水槽に入れてガラスで3部屋に仕切ります。雄が入っている1つの部屋に雌を入れ交尾させます。雌に交尾を見せるわけです。その後、交尾をし終わった雌を取り除き、ガラスを取り除く。すると1匹の雌は交尾をした雄を高い確率で選ぶという実験結果がある。

またオシドリ夫婦の由来である鴛鴦は、つがいになった雄をパイプカットしても雌は身ごもります。雌は別の雄と交尾してくる。すなわち浮気するんです。そんな状況になった鴛鴦はオシドリ夫婦でもなんでもなくなる。

雌は子孫を残す本能が強く、且つ生殖本能が強い雄を選ぶ。人間でもそれは当てはまり、モテる男性がモテる。ピラミッドの上に立てる。

ナンパ初めは数を打つ必要があるのと同時に、ナンパするときにもいかに自分がモテるか、女性に困っていないかを示すことが重要になります。

この話は「ぼくは愛を証明しようと思う」で書かれています。この場面、個人的にハイライト。読んでて面白すぎてめちゃくちゃテンション上がりました。

モテる・魅力的であるというマインドの重要性

繰り返しですがモテる男性がモテるので、自分がモテる男である、ということは自分の中で設定すべきマインドです。

女性と話すときに気後れしていて上手く喋れないと、女性慣れしていないモテない男性だと相手を認識します。だから常に堂々としておく。いつもこんな場面に遭遇するよ、だがら慣れてるんだ、というような態度で接するべき。

また他の男性との差別化を示す。相手をよく観察して、他の男性から褒められているところはディスり、他のところを褒める。そして媚びるのも良くない。多くの男性は非モテコミットメントを使い相手から気に入られようと努力する。その大多数の男性と差別化を図るべき。気に入られようとしすぎると、自分しか相手が居ないと女性が認識する。手に入ると分かったものに人は興味を失います。他にも相手がいるという雰囲気を出すべく、相手には媚びすぎない方がいい。

一度女性に友達と見られたら雄として見られない。そこから抜け出すのは至難の業です。媚びない、優しくしすぎない、タイム感を大切にする、この辺りが重要になるでしょう。できるなら相手の認識の中で、自分の価値が相手の価値より上になるように仕掛けていく。

これは交渉術でも十分に生かせると思います。売れてる商品はみんなが欲しがります。売れてない商品でも、いかに売れている商品であると見せかけることで、商品が売れる。商品が売れると人気が出て、さらに売れるというスパイラルに入れます。

また良く相手を観察して相手が欲していて、且つ他とは別の魅力を示すことで、客をこちらに引き付ける。いかに性能が良くて相手の役に立つ製品であろうとも、初めに分かりやすく強力な魅力を感じさせないと、話すら聞いてもらえません。

会話で女性との信頼性を築く

会話をするとき、魅力があっても相手から不信感を持たれてしまうと女性は逃げてしまいます。信頼性を築く上で以下の手法が挙げられています。

  • イエスセット・・・イエスと答えざるを得ない質問をすることで暗示をかけ、後の重要な局面でもイエスと言わせる
  • ミラーリング・・・相手のしぐさをさりげなく真似る
  • ペーシング・・・動き、喋りのペースを相手に合わせる
  • バックトラック・・・相手が話していることの一部をリピートする

よく女性との会話で意識するべき項目ですが、心理学的にも信頼性を得る為に有効な手段のようです。

逆に自分が喋っていて、相手が会話を聞かない、自分と全く違うペースで喋る、しぐさが自分より雑すぎるもしくは丁寧すぎる、自分の話に対する返答が頓珍漢もしくは否定であった場合、相手のこと嫌になりますよね。話す気がなくなるし、信頼など築けない。

ナンパに限らず交渉事で相手の信頼を取る局面で使えると思います。話していて不快感がある人の話は信用できません。自分の話、特に興味のない自慢話ばかりする人、また相手の話を否定する人が居ますが、これは本当にNGです。私の周りでもそのような人が居たら、私は付き合いません。私も含め、皆様気をつけましょう。

反応を制御すること

ナンパで声掛け、美女との会話やセックスへの誘いなどの各段階で、自分の中で不安が湧き上がると思います。相手から拒否されること、相手を逃してしまうことは怖いですよね。実際にそうなったら、かなり傷つくことでしょう。その自分の中で起こる反応を制御することで、ナンパの成功確率は急上昇します。

自分の負の反応が相手に知られてしまうと、相手から見た魅力的な態度やモテている姿が崩れます。見透かされます。反応を制御して、各アクションを機械的にできればナンパの成功率はめちゃくちゃあがる。

声掛けでスベったり拒否されたり、二人で食事言ってつまらなそうな顔されたら落ち込みますよね。考えるだけで冷や汗出ます。この感情を制御する。こればっかりは場数を踏んで沢山練習する必要がありそうです。

反応を制御する瞑想の記事はこちら: 「瞑想の目的は反応を制御する力と観察力を向上させること【反応は自分で決める】

でも反応を制御できるようになったら、いろいろなところで行かせます。仕事の交渉やプレゼの不安も抑えられるし、反応制御することで事実をしっかり見据えることが出来るので、大事な局面での判断間違いも減らせる。自分の中の反応という意味のない歯止めが無くなるので、集中力も上がり仕事もめちゃくちゃ早くなるでしょう。これは私の個人的に最も欲しい能力です。

時間制限を使う

そのほか本の内容で印象的なこととして、時間制限をについて挙げます。

食事や会話の時間制限を使うと、付きまとわれることの不安の除去、判断を迫る、有能な雄のアピール、エンドをイメージさせ相手にもう少し一緒に居たいと思わせるなど、多くの効果が得られます。

例えばですが、取引先の上役との打合せ冒頭で時間があまり取れない事が分かったらどうでしょうか。こちらから一生懸命アピールするし、今後の方向に対する判断も付けたいですよね。でも優先順位は低い事は認識させられる。そして自分側としては、時間が限られるので怒られるリスクや緊張する時間が短くなるので少し気持ちが楽になる。

時間制限には結構有効な効果があると思います。女性関係、人間関係のほか、会社の会議の活性化にもつながる手段になるかもしれません。

独身諸君にはナンパしてみることをお勧めします

特にマインドの設定、反応の制御はめちゃくちゃ難しいでしょうが、訓練として独身諸君にはナンパしてみることをお勧めします。街中に人間力を上げてくれる可能性がある女性と舞台がたくさんある。お金もかからないし、失敗しても何も失いません。こんな素晴らしい環境はなかかな見つかりません。

その出会いから、人脈も出来るでしょうし、いろいろな世界が見えて知見も広がっていくでしょう。

正直、35歳の既婚おっさんですが、本読んでてかなり興奮しました。 私が気づかないだけで、可能性を大きく広げてくれる世界が近くにたくさんあったんだと考えるとワクワクします。

もう歳だし既婚でいろいろご迷惑お掛けするので私が今からナンパをやることはありませんが、独身だったらやってただろうなぁ。体験談有ればもっと読んでみたい。特に沢山セックスして欲望を満たした自慢ではなくて、ナンパを通して人生がどう変わっていったか、その具体的な事例をもう少し見てみたいと思いました。その事例から自分も疑似体験ができて、何かが掴み取れたらなかなか素晴らしい。

多分セックスという欲望が関わってくるからナンパは露出されないんですよね。そこじゃなくて人間力上げる手段にフォーカスして発信したら、もっとみんなナンパに興味持つような気がする。

誰か発信してください。おじさんパンツ脱いで待ってます。矛盾!

 

ではまた。