嫁姑問題で夫に必要な役割はひたすら嫁の見方をすること【明確な態度を示せ】

嫁姑問題は多かれ少なかれどの家族にもあるでしょう。ちなみにうちの嫁姑問題はかなり特大で、すでに私の実家と嫁は縁を切っています。

どの家庭でも嫁は夫の実家で血のつながった家族はいません。すなわちどの家庭でも嫁は完全アウェー。

その状況のなか、嫁姑問題を引き起こさない為に夫に必要な役割は、ひたすら嫁の見方をすることです。

夫が嫁の実家で客扱いされるのと同じように、嫁は外部から来た客です。

でもなぜか、いろいろな感情が渦巻いて嫁は姑や舅、小姑から暴言吐かれたり意地悪されたりします。

「それは嫁にも原因があるだろ」と思ったそこのあなた。すでに失格。

夫の実家で、嫁の味方になれるのは夫だけなのです。自分の実家の常識をあたかも世間の常識であると言い、その常識を振りかざして嫁に向かって指摘するのはある意味イジメです。だから嫁姑問題は無くならないんです。

・・といろいろ偉そうに言っていますが、私も完全に嫁姑問題の対応を大失敗した人間です。

なかなかしんどかったけど、嫁が一番しんどかったはず。

私の経験から、嫁姑問題で夫に必要な役割について今回は書いていきます。夫婦として生活している以上、嫁姑問題は起こり得るリスクです。

私と同じ失敗をしない為にも、是非ご一読を。

私と嫁姑問題

私の嫁姑問題は結婚前から始まっていました。

結婚前の嫁姑問題

私は25歳までずっと実家に居て、ある日突然母に結婚すると告げました。

女性からモテた記憶もない息子がいきなりそんなこと言い出したので、母にとってはかなりの驚きだったでしょう。

なにせ私は休日朝にムクっと布団から起き上がってそばにいた母に向かっていきなり結婚を告げましたから。頭のおかしいゾンビか。そりゃビビるわ。

結婚をすることを決めるまで嫁には会ったことありません。結婚式までの期間も短かった。

うちの母は大学出たあと、まともに働かずに結婚。常識がないのに加えて、もともといらぬ事をずけずけと喋る性格。

私の母とよくすれ違う中学時代の友人が、中学在学当時、「お前のかーちゃんよく喋りかけてくるけど、変だな!」って良く言ってたので、高い確率でうちの母は変わってる。

 

「いとこの結婚式と2週間違いだから、私の親族が来れない。結婚式を調整できないか。」

「まずうちに挨拶に来い。それから嫁の挨拶に行け。」

「嫁が結婚焦っているんだ。」

「私の親戚の出席者は少ないんだから、結婚式に人を呼びすぎるな。」

「うちが結婚式関連の費用を全部出した。」(実際結婚式後の費用は嫁実家から頂いた)

 

こんなことを私と嫁に加えて、嫁のお義母さんに言うわけです。結構なクレイジーババア。

でも私はその発言の悪さに気づきません。なぜなら私は実家の常識で生きていて、母と長く一緒に居たから。

結婚式で母が笑顔をほとんど見せず苦虫を噛み潰したような顔をすっとしていても、嫁の家を下に見たような発言をしても、とくに咎めなかった。

嫁に母から何か言われたことを報告されても、気にしすぎなんじゃない?とよく言っていました。

これは夫諸君、NGワードです。

気にしすぎ、って言ったときは毎回喧嘩に発展してました。我々夫の立場から判断したことなんか聞きたくもないし、聞いてもない。また被害者である嫁の感情を完全に否定してる。

相手の親戚の事でもあえて愚痴や要望を出してくるということは、傷ついた、助けてほしいというのアラームです。気を付けておきましょう。

結婚後から第一子誕生まで

いま思い返すと夫婦喧嘩のほとんどは嫁姑問題絡みでした。なぜなら、嫁さんが私の実家と縁を切ってしばらくしてから、喧嘩が劇的にが減ったから。本当にびっくりするほど減りました。

結婚式からしばらく経っても、相変わらず母は嫁が結婚焦っていたとか嫁実家に電話で言い続ける。それに加えて、

 

「どうせろくなもの食べてないだろうから、実家に帰ったらいいもの食って帰れ」

「あら、お久しぶりでございます」(1回/2週顔見せしているのに嫌味たっぷり)

「あんたたちの(いいかげんな)結婚とは違う」(兄嫁が結婚決まって)

「いらね」(長女のエコー写真見せようとしたとき)

「かわいくないね」(出産後に両家祖母二人だけで長女を見てるとき)

 

こんなこと言ってくる。加えて上乗せして自分がいかに優れた専業主婦かも毎回アピールし、嫁からマウンティング取ろうとする。

うちの母は飯マズ嫁なんですけどね。。。とにかく常識ゼロだし刺されてもおかしくないレベル。

よほど私の結婚が気に食わなかったんでしょう。年寄りから見れば結婚まで早かったし、正しいステップを踏んでないように見えるのかもしれない。

でも、言って良い事と悪い事がある。

子供が生まれる前の年末に、それぞれの実家に分かれて帰った時も電話で夫婦喧嘩をした。きっかけはやはり嫁姑絡みで、私から母に言って嫁の義母に謝らせたことがある。

結局、私から母への具体的な訴求はその件くらいでした。縁切った今まで、母から嫁に直接謝ったことは一度もない。

このころ私は結婚初期に比べて母に意見をしようとするそぶりは見せていた。ただし妻が求めていたのは、暴言を吐かれたときに妻の前でしっかりと母を注意すること、もしくは叱ること。

やはり妻と母の同席時に夫が明確に態度で示さないと、いつまでたっても妻は夫が自分の味方だと認識しないし、安心しません。

明確な態度を示すこと。

これは嫁と私の家が縁を切るまで、ずっと続いていた私の課題でした。

子供が生まれてから縁を切るまで

長女が生まれた後も酷いこと言われてきましたが、嫁は私の実家との距離を縮めようとしていました。

なぜなら、子供から両家のジジババを取らないため。また孫との交流が義実家にとっても、親孝行になると考えたため。

私が居ないときでも交流しようとしていた。頑張ってました。

でも私はまたそのうち何か起こる予感がしてた。自分の実家に帰るとき、夫婦喧嘩するかもしれない不安とストレスがあった。

妻には「もう私の実家とは距離を置け、関わるな」と言っていました。

ある種、板挟みになっている夫の逃げの発言。でもそれが一番良いと思っていました。

長女が生まれた少しあとに兄夫婦と妹の婚約の話があって、結婚ということを体感し始めた兄と妹からの攻撃もきつくなり始める。

兄からは「実家にお前は全然帰らない」とか、妹からは「こんな嫁さんで本当にいいの?」とか。

とくに小姑である妹はもともとの性格に難あり、発言と行動が下品。

家を買うときにお金を借りたのが、母の悪感情を増幅させたみたい。その愚痴を兄弟に吹き込んでたみたい。

後から聞くと、その借りた分のお金と同額を兄と妹にも返さないで良いと渡していたらしいけど。それなら、かなりうぜーけどな。こっちばかりに当たんじゃねえ。

でも、やっぱり兄弟にもはっきり言い返せない私。妻は、私も含めた私の実家全体に鬱憤が貯まり始める。

ある日、母と兄嫁、妹と女子会をすると言って出て行った妻。女子会は初の試み。

私は嫌な予感しかしなかった。

案の定、妻は泣きながら帰ってきた。

「妹からよそ者のくせに、と言い募られた。隣にいる母は全く止めなかった。もう無理。耐えられない」

帰ってきたとき妻は大分酔っているように見えたので、私は開口一番、

 

「何かの間違いじゃないのか?そんなこと普通言うか?」

 

と、また同じ轍を踏みます。万事休す。

縁切り決めてからの後処理

私がこんな感じなので、妻の私への不信感も増大。

話を詳しく聞くと、女子会が酷い状況であったということを私も遅れて理解し始めます。

特に妹の態度と発言が酷かった模様。妹の結婚式が半年後に控えていましたが、私は今のままでは結婚式に出席するつもりはない旨をメールで送ります。

経過を確認した嫁の父が、今までさんざん嫁実家にも失礼なことを言ってきた母の事もあり、話を付けたいと言い始めます。

私の意向を聞かれましたが、もう私は実家と縁を切る覚悟もあると回答。

私の父を嫁の実家に召喚し、話し合い。私は妻の実家に居て、父から見たら完全に敵。

クレイジーな母と妹せいでこのような状況に陥ったので、父は憔悴はしていましたが、謝罪をしてもらって場は治まります。

でも妻と義実家が元の状態に戻るには、時間が必要だとの結論になりました。

父も母の暴言には気づくことが出来ておらず、各々の家では非常識なことも常識になってしまう。かつ母の性格上、失礼なことを言ってしまう癖がある。それを正常化するには時間が問題だと。

 

嫁はひどく傷ついており、私自身の実家への対応の糾弾、離婚しましょうとの発言を3ヵ月間くらいほぼ毎日私に続けました。

やっぱりその期間に言われたのは、この事がきっかけとなった女子会でなぜ実家をかばう発言をしたのか。なぜすぐに怒って叱り飛ばすような電話をしなかったのか。夫である私にとって一番大切なのは何なのか。

答えは私の弱さと常識の無さ以外、答えられなかったです。嫁として守ってもらえなかった以上、大事にされていない、結婚した意味がないとの気持ちが嫁の心の中にはずっとあった。

これは私の落ち度として全て受け入れました。妻も腹に落ちるまで凄く時間がかかった。

話を聞き入れ、今後の事の話し合いを続けた結果、夫婦関係は徐々に戻っていきました。

私も自分の距離を取るようになった

ただ母も妹も大人なのに直接嫁に謝罪はおろか、嫁と直接話したいとすら言ってきませんでした。そんな状態では絶対修復は無理。

私は、嫁と私の実家の縁を元に戻すことは考えられませんでした。妹の結婚式にも私だけ参加。

公言はしないものの、こちらからは縁を切ったつもりでした。

ただし嫁と私は地元が同じこともあって、母によからぬ噂を立てられたりした。嫁実家に寄り付いて実家には来ないこと、海外駐在が決まったとき嫁が騒いで駐在開始がおくれた等々。

海外赴任は私のビザ発給が遅れただけなんですけどね。伝えたけど正確に理解できてない。悪意を感じるし、頭悪すぎ。

極め付けは私が実家に荷物を取りに行ったとき。その時は家に誰も居なくて、うっかり母の日記を見つけてしまう。

そこに書いてあったのは嫁への文句。日付は父が嫁実家に謝りに来た、だいぶ後になっていた。

怒りも湧きましたが、もう完全に修復は諦めました。

父の謝罪後は母の不穏な動きがある毎に父から母を叱ってもらい、父から母が泣きながら反省していると報告受けましたが、完全にフェイクと思うようになりました。

母も女です。だから腹の中は何考えてるか分からん。凄く怖くなったと同時に失望し、見限りました。ある意味スッキリしましたけどね。

母の日記を見た後から、私はほぼ実家に帰ってません。赴任中という事も影響してるけど、年1回に半日弱子供の顔見せに行くだけです。

実家に帰省するときの心の準備

夫が嫁の味方できない要素は非常にたくさんあります。

  • 実家の常識で長年生きてきたから、暴言も通常の発言と認識してしまう
  • 育ててくれた親族が暴言を吐くとは思えない
  • 家事の常識が実家基準、それと違う嫁の家事は悪い家事
  • マザコン・実家依存

また姑・小姑が嫁に強く当たる要素もたくさんある。

  • 大切な息子、兄弟を嫁に取られた思い
  • 女性として家事や容姿、子育て、お金でマウンティングとりたい
  • 親族ではないので仲間外れにしたい
  • 歳が若いので先輩風吹かせたい

親族は子供に優しいに決まっています。可愛いし育てる義務があるから。

比べて嫁は厳しいに決まっています。あなたと折衝して、日常を生き抜く必要があるから。

うっかり母と嫁を比較する人が居ますが、そもそも立場が全然違う嫁と母を比べるのが間違いです。

またその家それぞれの常識がありますが、それを押し付けるのも間違い。その家の常識は、その家の親族でない人間からみると、常識でない可能性がある。

その間違っている常識がまかり通っている夫の実家という状況下で、実家の常識を言い訳にして外から来た妻に好き勝手言う状況は、妻から見るともはや地獄。

ただ夫の実家に対し嫁は親族ではないのは事実で、どうしても攻撃対象になりやすい。

夫である自分もその常識が当たり前になっているので、発言が暴言であるかどうか分からない可能性がある。特に慣れ浸しんだ実家では気が抜けてていて、耳に入ってこないことも。

よって、自分の実家と嫁が接するときは、嫁を客として扱うことと、世間の常識から外れた発言が親族から嫁に向かって出た場合は、徹底した態度を取る意識を叩きこんでください。

特に私のように相手に強く言うのが苦手な人、空気を悪くしたくない人は特に注意して、緊張して帰省に臨んでください。

もう家から出て嫁を養う立場になった時点で、あなたの実家はホームではなくなったんです。ホームは嫁と作り上げる家族です。そしてあなたはその一員です。

気合い入れて嫁の味方して嫁姑問題を防げ

私の家はレアケースかもしれない事は分かっています。

夫の立場をしっかり分かって、自分の家族に強く言える常識的な人もいるでしょう。

でもそのような人も、夫の実家に対し嫁の味方をできるのは夫しかいない事を自覚しているはず。そうでないと嫁姑問題は大きくなるばかり。だから、その意識がない人は、気合い入れて嫁の味方をしてください。

ネットでは嫁姑問題に出てくる実家の味方をする夫をエネミー夫、略してエネ夫という造語が出来てしまったくらい、巷であふれる嫁姑問題ではメインキャストになっています。

中途半端に対応することで私のように嫁からエネ男として認識され、板挟み状態で苦しみます。

かつ最悪の場合、私と同じように縁切りという状態まで行ってしまうので、嫁姑問題の対応は大胆かつダイナミックに実施していきましょう。

ただし、もし嫁が暴力、金、男関係でトラブル持っているようで有ればその限りではありません。それは人間として男女関係なく終わっている人なので、容赦なくしかりつけましょう。極端な例ですけどね。

   

また嫁姑問題は夫側の親族問題であることが多いですが、嫁さんの実家に夫が行くときも嫁さんは少しばかりで良いので、気を使ってもらえると嬉しいです。

嫁さんの実家にこき使われる、飲めない酒を強要される、そもそも人付き合いが苦手など、夫も嫁の実家に対して何かしら思うところがあるはず。

夫の実家に行くときに夫が頑張ってくれたなら、それのお返しで同じように優しく接してくれると、次の夫実家と接するときも夫は頑張ってくれるでしょう。そこは平等に、ギブ&テイクでお願いします。

 

あー、嫁姑問題全盛のときには二度と戻りたくないっすね。もちろん私が悪いんですが、思い出しただけでも吐き気する。私のような痛い思いしたくない人は、ぜひ気合い入れて自分の実家と付き合ってください。

 

ではまた。