マスクししながら髪を切ってもらう方法が中国の美容院で発明される【コロナウイルス】

dav

中国に駐在している私ですが、コロナウイルスの影響で1ヶ月日本に避難してました。

そのあいだ散髪してなくてですね。中国帰ってから髪切った方が幾分安いし、話もする必要無いし楽だから、日本で髪切らなくても良いだろって思って放置してました。

そしたらこれですよ。中国再渡航後の14日間隔離処置。

【コロナウイスル】中国広州2020年3月の街中レポート【14日間隔離明け】

隔離期間中、個人的に外出できないしんどさより、髪が伸びてきて耳周り痒かったり見た目が格好悪くなってきたことの方が精神衛生上良くなかった気がします。

じじょ

髪切っても寝起きのお父さんはねじ頭みたいで、面白い見た目だけどねー。

nipuri

うるせー!

つい先日、14日間の隔離が終ったので、髪を切りに行くことにしました。

コロナウイルス中の中国での散髪不安点

目指すは自宅マンションから徒歩7分くらいの日本人向けの美容院。といっても、もう日本人の美容師さんは働いてないです。おそらく今日本人の方は経営側に回っているんでしょう。

髪切りたいとは言いつつ、不安な点が2点。

  1. 美容院のある別の居住区に立ち入りできるの?
  2. マスクしながらどうやって髪切るの?

私、中国に来て3年目になりますが、中国語が幼稚園児レベルです。もともと語学苦手なんですけど、それに加え会社の通訳頼りきりなのも良くない。

だから、もしもコロナウイルスで立ち入り禁止って言われても応戦できる自信なし。

nipuri

もしそうなら、 美容院行けずに髪がずっと伸び続ける恐怖。

あとは無事に入れたとして、義務化されているマスクは髪切ってる間にどうするのか。

もしかして接近距離守る為に、1m以上持ち手があるハサミを使うのか。

マスクの耳掛けをうっかりハサミで切られたら、散髪途中でもお引き取り願われるのか。

nipuri

どうやって髪を切るのかは、不安点というよりも興味ですね。

とにかくこの髪の長い不快な状態から脱するため、エイヤー!っとアプリで予約しました。大衆点評っていうアプリで予約。

コロナウイルス期間中ですけど、いつも通りに予約完了。

美容院までの険しい道のり

予約した当日。歩いて美容院まで向かいます。

道中は、やっぱり歩いている人が少ない。

でも俺は何としてでも髪を切るんだ。

美容院の有る居住区へ入る

美容院がある居住区は、駐車場に向かうゲートがあり、その横が歩行者の通り道。そこにやはり検温器持った管理人が椅子に座ってる。

なんでマンションとかの管理人ってたいてい白いワイシャツ来てるんだろ。緊張感増すわ。

ドキドキしながら近づいていくと、凄い勢いで立ち上がる管理人。怖えよ。

そして管理人は銃さながら、検温器をおでこに当て引き金(ボタン)を押す!目を見開くオレ!

…検温結果は36.5℃でした。何も言われず普通に通過できました。関門突破。

美容院へ入る

でも油断してはならない。美容院でも入店拒否される可能性が残されている。

ここまで来たのに、「帰れ!」「病院行け」って言われたらどうしよう。泣いちゃう。

…と思いながら美容院の入口に近づいたら、いつもの美容師さんが顔を出してくれてすんなり入店。ニコニコしたいつもの美容師さんが席まで誘導してくれました。

席に座ってすぐ、ニヤニヤしながら「新年好。(あけましておめでとう)」って言われた。コロナウイルスへの互いのねぎらいジョークですね。遅めの新年挨拶。

ヒヤヒヤしたけど、とりあえずここまでは来たぜ。俺凄い。

ほんと何なのお父さん。この臆病ブタ野郎!

nipuri

うるせー!

これがマスク着用時の髪の切り方だ!

座って少ししてから、まずどんな髪型にしたいか聞かれます。中国語では伝えるのは難しいので、いつも通りスマホの映像を提示。

そのあと美容院でよくある割烹着みたいなエプロン着せてもらい、散髪開始する雰囲気。

そろそろ2m越え超ロング髪切りばさみが出てくるか…!

と、きょろきょろしましたけど特にそんな様子もなし。

すると、おもむろに私のマスクの耳掛けを外す美容師さん。

もしやここではマスクを外せるのか?マスクつけ過ぎて耳が痛い私を労わってくれるというのだな!!何というホスピタリティ!!ここはコロナウイルスで苦しむ人類のユートピアだ!!

そんな感じで取り乱しそうな私をよそに、マスクは固定したまま、淡々とマスクの耳掛けを櫛に引っ掛ける美容師さん。そして反対側の耳掛けも櫛に引っ掛ける。

分かりずらいので、拡大します。

耳の下に白い櫛が見えるでしょうか?写真が下手すぎて分かりづらいので再現します。

これ凄くない?画期的過ぎて美容院で笑いましたよ、わたしゃ。

耳掛けをひっかけた櫛を、首の後ろに掛けてるんです。こうすればモミアゲ付近を切るとき、マスクの耳掛けが邪魔にはならない。襟足を切るときは、耳掛けを耳に戻せばいい。

櫛使うのがポイントで、耳掛けを内側に掛けるか外側に掛けるかで微妙にマスクの引っ張りを調整できる。

美容師さんは、私が写真撮ったら「方便!(便利だよ!)」って言ってた。ほんとそうね。めったに写真撮らない私も、かなり感動して写真撮らせて頂きました。

私の不安は一瞬にして、全て見事にキャンセルされました。中国人って、こういう地味なアイデアを出すのが得意だったりしますね。

この方法、コロナウイルス感染を気にする人はもちろん、花粉症でマスクつけておきたい人も使える。気になる人は、髪切るときに提案してみても良いのではないでしょうか。

じじょ

今の時期、不安で髪切りに行けない人も居るだろうから、工夫してリフレッシュできたら良いねぇ。

髪も短くなり、洗ってもらってさっぱりしたけど…

サクサク髪切ってもらって、髪も洗ってもらいました。微調整した後、整髪料で髪の毛をセットしてもらっておしまい。

髪の毛も短くなって、さっぱりすっきり。終わってみれば何の問題もありませんでした。ありがうございました。

でもね…。でもね…。

帰ってから触ってみても、マスクの耳掛け部分がやっぱりびしょびしょなのですよ。

髪を切るときには上手くマスクを扱ってくれたのに、髪洗うときはマスクついてるの無視。案の定、耳掛け部分が水で濡れまくった。

細部に大らかなので、微妙に詰めが甘い。これも中国人あるある。

つま

髪切ってもらったんだから良いでしょ。中国居るんだから我慢しなさい。人間ちっちゃいわよ。

nipuri

うるせー!

耳掛け取って髪洗って貰えば、この問題は解決できると思うんですけどねぇ。耳の周辺洗うときに水がかかりにくくなるし、仰向けで洗髪するならマスクも着いたままの状態になるし。

マスクつけたまま散髪希望の方は、耳掛け外して髪洗うことも合わせて美容師さんにちょっと提案してみてくだされ。是非どなたか人柱お願いします。

 

ではまた!