【コロナウイスル】中国広州2020年3月の街中レポート【14日間隔離明け】

私はいま中国駐在3年目。中国の広州という所に住んでいます。

中国国内のコロナウイルス流行の影響で1ヶ月ほど日本に避難してましたが、会社の命令で2月末には中国再渡航しました。

コロナウイルス流行のときの中国駐在員の実際の動向【日本はもっとちゃんとしろ】

感染拡大防止のため、中国では中国人の国内移動でも隔離政策をしています。その流れを受けて外国の感染が拡大した3月から、日本人の私も外出禁止を命ぜられました。

先週ようやく隔離期間が終わって14日ぶりに外に出れたので、中国の街中の様子をレポートしていきます。

14日間の隔離期間

事前に会社から、中国再入国後14日間は出勤停止、外出も控えろと連絡がありました。

2月25日に再入国した直後、近場での買い物などの外出は可能だったんですけど、2日くらいしてから日本の感染が広がった影響か、部屋から出るなとマンションから通達される。

通販した食べ物や飲み物、あとゴミ捨ては日本人向け不動産業者経由でマンション管理人に連絡。

連絡受けた管理人が家のドア前に物を届けてくれるor取りに来きてくれます。ある意味VIPっぽいけど、結局は監禁状態。

そんな状態だから期間中、ほぼ誰とも会いませんでした。唯一会ったのは、おそらく国の機関の人。

3月5日に 中国人が我が家まで体温測りに来ました。防護服、公安っぽい服装の人が4人くらい。マスク、メガネの完全防備。

 nipuri

ほんと怖えから。体温37.4℃超えてたら何されるか分からない雰囲気。

平熱で有ること確認した後、承諾書と体温管理記録書渡される。後で報告しろ、と。

ついでに家の前に張り紙して帰られた。おれは猛獣じゃない。

中国人再訪

でもその後2日後に、なぜか突然中国人が再訪。また4人。だから怖えって。

今度は体温を一回はかられたのち、承諾書と体温記録書は必要ないから返せと言っているので、返却。

一回渡されたのに即返却って、なにやら良く分からん。

後から聞いたところ、どうやら3月5日に日本の中国人受入制限がきっかけっぽい。3月5日より前に中国に来たと分かれば、少し監査の規制は緩くなる模様。

中国で規制の見直しでも入ったんでしょうかね。

いづれにせよ、中国もウイルス逆輸入防止対応で右往左往しているのが見て取れる。

隔離中はリモート業務

隔離中は在宅で業務。在宅業務中、私は自分を律するために

  • 朝5時半起き
  • 筋トレ
  • 昼食抜き・夕食軽め
  • コアタイム(8時半‐17時)厳守業務

を徹底。なかなか日常にハリが出て快適でした。通勤がないのはすごい快適。

ちなみに私の同僚たちは、14日間の隔離期間で精神に異常きたして頭おかしくなりかけたらしいです。まあ日本に避難している期間も、約一ヶ月仕事せず自粛生活送ってたからその気持ちも分かる。

でも私は、全く持ってノーダメージ。

家好きだからか、もしくは仕事嫌いだからかどっちか分からないですが。不謹慎ながらに、この生活続いても良いかもって思いました。

ちょうじょ

単純にお父さんの性格が変わってるだけでしょ。

nipuri

うるさし。未来の働き方、リモート業務に向いてて素敵、と言いなさい。

広州の街中の様子

14日間の隔離後、しっかり張り紙は剥がされてました。なんかキョンシーの札みたいなだったな。

今週末に食料品の買い物がてら、広州の近所を散策。近くの駅ビルにイオンがあるので、そこまで向かいます。

一応主要駅なので、通常週末は人が駅までの道中にたくさんいるんだけど、平時の2割くらいしかいない。

イケア跡地。この通り歩いている人が一番多いけど、人が少ない。

イオンの入ってる駅ビル入り口。人が立ってて、入る人全員検温される。

検温は今までのおでこから手首に変わってた。自宅マンションの入り口もその検温の方法でした。効率の為?

広州東駅地下鉄入り口まで

イオンの食料品売り場に行く前に、様子を見る為に駅に寄り道。

ここは駅ビル入口のエレベーターなんですけど、やっぱりがらんとしてる。

駅ビル入った直後のユニクロ。開店早々じゃねーぞ。14時だ、14時。

この調子は駅まで行く途中もほぼ同じ。服屋、雑貨屋、飯屋があるけど、ほぼ人が居ない。

駅ビル内で通って駅まで行くのに250mくらい有るんですけど、すれ違ったのは3グループくらい。飲食店は1割くらいの開き。

駅改札の少し手前にあるスタバ。いつも休日は満席。でもこの日はデカい声で喋るおばさん2人組と、若い娘2人組のみ。

駅の改札手前の通り。ここが一番がらんとしててビビった。普通なら始発でも、この10倍は人通りがある。

改札の入り口。マスクだとか、検温だとかの注意書きたくさん。左側には三脚の検温装置みたいなのもある。物々しい感じがします。

普段は赤いテープはないです。おそらく検温と検査に時間取られる為、列を正して順番守らせる為だと思う。

注意書きの一枚。退勤のラッシュ時に混雑緩和の為、10分待ってもらう事があるって。やっぱり検温による混雑や混乱の防止を徹底してるわけだ。

この偵察後にイオンに行きましたが、食料品売り場の入口にも検温する人が立ってました。

食料品売り場は唯一にぎわっていて、人がそれなりにいました。それでも平時の半分くらい。

必要な食料を買い込んで来た道を戻ったあと、やっぱりマンションでも検温。測られるたびに冷や冷やする。心臓に悪いっす。

残りの感染者は3月16日現在で広東47人、広州17人

中国のアプリ、Aripayで今の国内外感染者数がデイリーで調べられる。

広東省は1361人の合計患者がいたけど、現在は47人。

一方、広州は合計348人だけど、治った人が330人いるので、現患者は17人だけ。

nipuri

日本も世界も、完治者が居るのに合計数メインで話すのはやめてほしいっす。勘違いするから。現患者数で話してほしいわい。

350人近い患者を17人まで減少させた広州ですが、街中はこの様子です。

でも広州の中国人は、早く良くしようという気持ちが強い気がする。マスクも義務となっているとはいえ、全員漏れなく着けてるし。職場の様子や雰囲気からも、中国政府の規制をしっかり守ろうとしていることが感じられる。

ぶっちゃけ感染したら、中国においては何されるか分からないっていう怖さも有るでしょうけど。

治療法のない感染力の高いウイルスに対して隔離や活動自粛、マスク着用などの水際対策しか取れない。規制を強化している中国の感染者数が大きく減少してることからも、それは言えるでしょう。

私は人が多すぎるのは得意じゃないので、広州の今くらいの人の多さも好きですか、やっぱり普段の活気を知ってる身からすると少し寂しい気もします。

nipuri

暑い広州でマスクし続けるのはこれからの季節けっこうキツイよ。早く良くなるようルール守ろう。私も日本帰りたいし!

家族は中国に戻ってこれるのか!?

今や中国は、コロナウイルスの逆輸入を危惧していて、外国人の受け入れが厳しいです。

上海日本人からの情報では、3月9日頃に上海渡航してきた人が、ホテルに連れていかれたという情報も。

今は領事館も、広州空港でコロナウイルスの検査するって言ってる。

仮に熱出てたりしたら、どういう扱い受けるんでしょう。子供はすぐに熱出すし。

例え自宅でも、何かあれば家族は別の部屋に居るよう政府は指示出してる。入国して検査待ってる間、みんな別の部屋にされて最長2日も過ごさせられたら、娘どもにとっちゃトラウマ必須。超怖い。

そんな不安をよそに、同じ駐在の人が帰ってきました。この状況で、小さい子供2人連れて家族で戻ってくるという、なかなかアクロバチックな中国再渡航。

nipuri

よっ!人柱!空気読めない人柱!

領事館の情報通り、検査結果出るまで政府が用意したホテルで滞在したって。1日で検査結果は出たんですけど、マンションとその周辺地区の立ち入り許可書類が遅れたようで、結局ホテルに2泊。長いよ。

でも家族はホテルで同室の模様。これは安心した。

しかし検疫が厳しくなってる影響なのか、入国審査やらホテルへのバス待ちやらで合計7時間空港で待たされたらしい。格安航空券のトランジットじゃあるまいし。

そんな長い時間、子供二人に対して妻だけでは耐えられないっす。

さらに私のように、先に中国戻ってる人が14日間隔離が終わっていない家族と一緒に居るのであれば、再度一緒に14日間隔離されるらしい。だから家族の隔離期間中は、私はホテルなど別の宿に滞在しないと出社できない。

厳しすぎる。。宿泊費用も長期間だとバカにならない。。

中国の日本人小学校も再開が4月末以降の状況です。いまは家族が帰ってくる理由は無いですね。。。

私は家族は危ないからもう本帰国したほうが良いって言ってるんですが、それでも家族はお父さんと一緒が良いらしい。だから状況見て、中国に戻れるなら戻るって 言ってくれてます。

つま

家族は一緒じゃないとイヤ。だから戻るつもりよ。

nipuri

嬉しいこと言ってくれるじゃないの。父親冥利に尽きるね!

だから今は日本と中国の状況両睨みしながら、家族が中国戻ってくるための最適な方法を模索する日々です。どうにかならないかなぁ。

  

ではまた。