大量のすももを貰ったので酒漬け込んですもも酒にして消費する

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いま働いている中国の会社はときどき、社員に果物を配布します。中国内の他の拠点でそのような話は聞かないので、中国の南地区特有の文化なのかもなのかもしれません。

例年ナツメ(小さいリンゴみたいなやつ)をもらうんですが、量が凄い。家族4人でも食べきれず、いつも捨ててしまっていました。

でもなぜか今年はナツメではなく、すももでした。

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段ボール箱のすももが、社員全員にもれなく配られました。ナツメより1粒が大きいので、例年より消費ノルマが大きい。強敵です。絶対腐らす自身ある。会社で余ったすももも、中国美人社員から苦笑いしつつ何度も配られて、すでに5個くらい食べてるしな。食べ過ぎて、これ以上食べる気も起きなくなっちゃった。

でもこのすもも、けっこう美味しい。どケチな私の中のもう一人の私が、どうにかしてこの大量のすももを消費しきれと言うのです。 コロナウイルスの流行で家族はすで帰国してて、単身赴任なんすけど。

そこでない頭をひねって、すももを酒に漬け込んですもも酒にすることを思いつきました。

すもも酒を作る為の下処理

酒にぶち込んで、すももを大量消費するアイデアを生み出すまで2-3日かかりました。夏の高気温ですももを腐らす可能性があったので、一旦すももは冷凍保存しました。すももは処理せず丸ごと冷凍しても大丈夫で、むしろ甘味が増すらしい。

すもも酒を作る為の下処理は、梅酒などの他の果実酒を作る手順と変わりません。

容器の消毒

使う容器はガラス容器。

家で梅酒作るときによく見る、蓋がオレンジの容器が個人的には好きです。

でも中国には売ってなかったので、ふたもガラス製になっている容器をタオバオで購入。

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意外におしゃれ。すももの量が多いので4Lの容器を2つ注文しました。

果実酒は常温で長期熟成するので、黴菌が混入すると繁殖してしまいます。そのため消毒は重要。

  • 容器に水を入れ、その水と同量の熱湯を入れて蓋をしてシェイク
  • お湯を捨てたあと、漬け込む酒をしみ込ませたキッチンペーパーでふき取り消毒

この2つの工程で十分消毒できます。

熱湯いきなり入れると温度差でガラスが割れる事があるらしいので、注意。必ず先に水を入れましょう。

お湯入れてシェイクするとき、容器もけっこう熱くなります。鍋掴みや布巾を上手く使って、やけどに気を付けましょう。

すももをよく洗って水を拭き取る

汚れや黴菌が付いてると、そこをきっかけにして酒が腐ったりするので、すもももよく洗います。

中国の野菜や果物を食べるとき、農薬が信用ならないのでいつも野菜洗いを使っています。愛用している野菜洗いは、「ホタテの力」。

今回もはじめに野菜洗いを溶かし込んだ水にすももを漬け込みます。少しは消毒の効果もあるんじゃなかろうか、と勝手に思っている。

野菜洗い水に漬け込んだあと、流水で水洗いします。

そのあと、キッチンペーパーで水をよく拭き取る。

水を媒体として菌は繁殖するし、水でアルコール分が薄まるとアルコールの細菌の抑制効果も落ちる。よって水分はよく拭き取りましょう。

ここで、本当ならすもものお尻についているヘタも取り除くんですが、今回完全に忘れました。漬け込んだあとに気付きました。失策。

すももを酒に漬け込む

下処理が終わったら、いよいよすももをお酒に漬け込みます。

  • すもも : 20個くらい
  • 氷砂糖 : 450g
  • ウオッカ(SKYY) : 1500ml

ブランデー入りのホワイトリカーが好みですが、中国では見当たらず。

諦めてSKYYのウォッカにしました。キリッとした味は合わないような気もするけど、今回は中国で果実酒なんて作っちゃう俺の挑戦だッ!とポジティブに考えることにする。どんな味になるか、ちょっと楽しみでもある。

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すももを容器に入れて、氷砂糖を入れる。

氷砂糖は中国でもたくさんあって、精製前の砂糖を原料としていると思われる茶色の氷砂糖もけっこう見かけた。でも果実酒を漬け込む3ヵ月以上の時間を無駄にして、落胆する可能性を自ら選ぶほど私はドMではないので、普通の氷砂糖を選びました。どちらかと言ったら、私はSだしな。

まえに1800mlのホワイトリカーに800gの氷砂糖を入れて作った梅酒は、名作過ぎて2週間で飲み切りました。氷砂糖の浸透圧で果実の旨みが良く出るので、氷砂糖の量は少し多めがおすすめだと思う。そもそも果実酒なんて女子供が飲むようなお酒なので、甘くしておいた方がいいわけですよ。私おっさんだけどね。

氷砂糖入れたあと、SKYYの瓶を逆さにして気持ちよくウォッカを流し込み、蓋をしたら完成。

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見た目は、なかなか綺麗です。

3ヵ月後のすもも酒を楽しみに生きる

ここまですももと連呼してきましたが、よく見ると見た目は完全に桃ですな。でも食べてみた限り、味はすももでした。中国の果物は亜種が非常多い。特に桃は種類が多くて見分けが付きません。

作った果実酒はしばらく冷暗所で熟成させます。3ヵ月ですももは取りだします。冷暗所で保管と言われますが、直射日光さえ避ければそこまで神経質になる必要はないみたいです。

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果物は好きですが、中国だと果物は少量で買ったりするのが難しい。大量売り買いが基本。果物は買ったり貰ったりしてもいつも腐らす。すでに私単身赴任だし、絶対消費は無理ゲー。でも果実酒なら果物を大量消費できる。中国で果実酒作るアイデアが出た時、ちょっと嬉しくも感じました。

3ヵ月後にすもも酒飲むのを楽しみにして、単身赴任の中国を生き抜きます。今回のすもも酒が上手くできたら、いろんな果物で果実酒作ってみようかと画策中。

 

ではまた。