お一人様外食の傾向と対策【孤独のグルメできない人向け】

また今回も負けました。

事前に調べておいた評判の良い居酒屋に一人で入り、食事をするミッションが達成出来ませんでした。完全なる敗北。 お一人様の食事って超難易度高い。

自意識過剰なだけでしょ?って、悔しいですが全くその通りだと思います。なぜこんな簡単な事ができないのか、自分でも分かっていません。

前回の日本出張の時と同様に、今回も飲み屋の聖地である蒲田でしくじり、けっこうな傷を心に負いましてですね。その傷を癒すために同士が居ないかネットで調査してみます。

すると出張時に私と同じように一人で外食するのが苦手という人がいる、という記事が結構出てくる。日経ビジネスの記事では4割弱が苦手意識があると。なかなか高い割合。

https://business.nikkei.com/atcl/report/15/226265/011800008/

その日経の記事ではお一人様外食攻略方法が書いてあります。ひとり様外食攻略法を考えるなんて、なんてマニアックな記事。でも真剣に考えていてステキ。読んいて対策練れば行けそうな気がしてきました。

私は出張や旅行のとき、一人で入りたい店に入って食事できない事が非常に多いです。なぜこんな簡単そうな事が出来ないのか?自分なりに傾向と対策を考えてみます。これ以上負けるのは嫌だ。

私のお一人様外食レベル

私のお一人様外食レベルはこんな感じ。

  • ファーストフードは問題なし
  • ラーメン屋、チェーン蕎麦屋、牛丼屋は難易度が低いが、状況によって入れない
  • ファミレス、居酒屋は一度一人入店したところ以外はよほど好条件じゃないと入れない

アリアハン周辺でレベル上げ終わったくらいのレベルですね。

外食するつもりで目当ての店の前まで来ても、何かと自分に理由付けて店に入れない状況は、好きな子に話しかけたいけどなかなか話しかけられずにチャンスを逃す感じに近いです。本当に。私もいい歳のおっさんになってまで、そんな甘酸っぱい気持ち要らないです。おれは居酒屋で一人で酒が飲みたいだけだ。

そもそもなぜ一人なのか?っていう話ですが、一人で飲む酒って私は一番好きです。自分のペースで飲めるし、込みニュケーションで疲れたりしないですからね。その一人の食事で美味しいお酒と料理があったら最高なのですよ。それが楽しめるのは外食になるわけです。

今回の敗戦のケース

急に駐在先の中国から日本へ出張が決まりました。

できれば会社の最寄り駅に宿を取りたいんですが、会社の最寄り駅周辺はホテルが少ない。しかも周辺の企業の数も多いので、直前だとホテルが取れません。

案の状、今回も会社の最寄りでは予約が取れず。ただし今回の出張日程は短期間のため、羽田からのアクセスを優先して蒲田の宿を取ります。実は前回の出張も同じ流れで、中国からの日本出張で蒲田に泊まるのは2回目。

チェックインは16時頃。家族から頼まれた日本用品の買い物と野暮用を済ませ、時間はすでに20時。おなかも減り、酒も飲みたい。ということで、事前に調べておいた食べログ高得点の居酒屋に向かいます。

居酒屋に向かっている最中、前回の敗戦がよぎります。前回もお一人様外食は惨敗しています。前回は多くの目当てのお店の前を震えながら通り過ぎた後、1日目はリンガーハット、二日目は家系ラーメンのチェーン店に慰めてもらいました。これらの店にも若干腰引け気味で入店しました。チキりまくりです。

私は蒲田はあまりよく知りません。前回も感じましたが、蒲田では背広姿で飲食しているリーマンがやけに多い。自分もリーマンも飲食店も多い駅に通っていましたが、それと比較しても蒲田は多い。そして少しガラ悪めです。その為か、他人との距離が近い雰囲気と若干の騒ぎたい輩感が相まって、少し攻撃的な感じがある。何かあったら一言言ってやろう、みたいな。

自意識過剰でコミュ障な私の、完全なる偏見ですがね。アゥエー感を感じ、緊張しながら目当ての居酒屋の前まで向かいます。

1件目の戦い

まさかの行列です。居酒屋で10人強の待ちで、入店まで時間がかかりそう。並んでいる人たちの中でお一人様は皆無。他の行列客に一人で居る所を馬鹿にされながらじろじろ見られるという被害妄想が浮かびます。また、ガラスがスモーク張りで店内の状況が全く見えない

自分の自尊心を守る為、10秒くらい店の前で入店を悩んでんでるふりを、決まっているはずの答えを導きだすふりをしたあとに立ち去ります。行列かよ!待ってられねぇよ!みたいな感じの雰囲気を醸し出しつつです。誰も見てないっつーの。

時間は既に20時半。蒲田の居酒屋は多く、飲み屋街の範囲も広い。そして大体の店はたくさんのお客さんが入っています。たまに見つけるお一人様も、常連客っぽい人です。それ以外で一人で酒飲んでいる感じの人は皆無。まあ会社が近いのに一人で飲んでいるところ見られたくないですよね。当たり前なことかもしれません。

2件目の戦い

2軒目の目当ての店に着きます。コの字カウンターのみの店。ガラス戸が空いていてやけに明るい。そして9割くらい埋まっているお客さんは全てグループ客です。カウンター席だけなのにです。そんなことってある?

また店員さんも調理担当と注文取る人が兼任で、入店時に気づかれないか、無視か、冷たくされそうな雰囲気を勝手にひしひし感じます。

そうだ!ここはあまり良くない店だ!という決めつけをし、去ります。もー史上最強に格好悪いです。

これは前回同様のパターン。敗戦の様相が濃くなってきました。過ぎ去る店を見るたび、言い訳して入らない。というか入れない。

「この子はスタイルが悪い」「あの子はメンヘラ」「この子は鼻が気に食わない」など細かいところを指摘して、こんな崇高な自分には合っていない、と自分に言い訳して女子に声を掛けられないような感じ。ザ・屑人間。私の学生時代と一緒やんけ。

敗戦決定

もうこうなると負のスパイラル。対戦する敵のレベルを下げるよう、人気ラーメン店に向かうにも再度行列があります。待ち時間嫌なので立ち去ります。

最後にかつ丼チェーンの前に立ちます。カウンターと6人掛けテーブルが有りますが、見事にカウンターが埋まっている。6人掛けテーブルは3つあるのに全て空席。なにそれ?おっさんと肌ぶつからせながらかつ丼なんて食べたくないわ!ぼけっ!

最終的に蒲田の町全体に悪態をつきながら駅ビルに向かいます。

そうです。今回も負けました。

とんかつとから揚げを総菜屋で、あなごの切り身をスーパーで、近くにあった銀だこでたこ焼きを買って、缶ビール1缶と酎ハイ2本と共にホテルに戻ります。食材が全て茶色。無駄にテンション高く悪態をついて、錯乱状態となるのを必死にこらえながらホテル部屋の扉を開けます。

涙目で視界がぼやけつつも、速攻で缶ビールを開け口に流し込む!・・・あー。プレミアムモルツ旨い。あれ?もっと悲しい気持ちになると思っていましたが、悪い気はしないですな。銀だこ旨い。あなごは絶望的に不味い。冷めてるからね。

酔っぱらってしまえば落ち込み気分も気にならないし、ネットサーフィンしてみたら同胞が結構多い事も分かりました。私はもともと人嫌いで宅飲みも好き、また寂しがり屋じゃないので、こういうのは合ってるんですね。

無理して日本帰ってきたから美味しいもの食べないと駄目だ!って自分に課しすぎたところはあったような気がする。

酔っぱらってシャワー浴びたら椅子の上で寝てしまった。布団に移動してちゃんと睡眠モードに入ります。おつかれさまでした、おやすみなさい。

お一人様外食で選ぶべき店とは

ホテルの部屋での食事も悪くはないんです。それでも私の中の数少ない一人様外食の記憶は、とても楽しいものなんですよね。店で一人でお酒飲んで好きなもの食べれる達成感はなかなか気持ちの良いもの。やはり憧れは百戦錬磨のお一人様外食マスター。

  • お一人様の同士が適度に店内にいる
  • 混雑していない
  • 常連客のたまり場になっていない
  • カウンターがある、ないならほとんど客が入っていない店
  • 入ったら定員がすぐ声かけてくれる雰囲気

分析してみると、いつも無意識にこのような店をしていました。結局お一人様外食のときは人の目が気になるんですよね。人の目をごまかしてくれる状況がある店だと分かっているなら、やはり入り易い。なんであいつ一人で酒飲んでるの?っていう好機の目は怖いし、常連客多い店だと、あいつ一見さん?って蔑まれそうな感じが嫌です。

カウンターなら壁や調理場を見ながらご飯が食べれます。他の客と対峙する必要が無い。それでも混んでいると、隣に知らない人が居るのでいろいろ気になるからNGです。カウンターが無い店でも、ほぼガラガラの店じゃないときつい。

入店した後も重要で、直ぐに店員さんが来ないと「何あいつ放置されてキョドってるの」的な雰囲気が出るので、忙しすぎたりぶっきらぼうすぎるのも駄目です。

勝利の為に自分が取るべき対策

  • 出来るだけ早い時間に入る。
  • 高評価の店に行くことにこだわりすぎない。実際見で判断する事を心掛ける。
  • 入れそうな店は出来るだけ1軒目で即飛び込む
  • 常連の店が混んでいるときに無理やり入って訓練
  • もしお一人様できなくても、帰って美味しいお酒とご飯がある、と考えて落ち込まない

混雑を避けるとなると、開店直後や17時半あたりが良いですね。個人旅行なんかだと早い時間に入って込み始めたら出る感じ。店員さんも対応が良いのもお得感あり。

心理上では時間が経つと自分へのやらない言い訳が始まるといいますね。歩きながら良い店があったら即歩く方向を変えて、即勢いで飛び込むのも良い。2件目3件目となると自分への言い訳が酷くなっていく一方なので出来る限り一件目で飛び込み。

数少ないお一人様外食の経験で、初めての店に上手く入れるときは、ぶつぶつ言いながら無駄にテンション高めにして勢いで狙った1軒目店の戸を開けるようなときです。完全不審者ですがね。でも勢いって何事も大事。

あとは何事も訓練。入れるようになった常連店でも混んでると入るのをやめていましたが、初見の店よりは入り易いので、その常連の店で混んでいるときに訓練を積む。また外見で店判断して難易度を下げて、経験値を積む。高評価の店に入るのに固執しない。高評価でなくても雰囲気と自分の舌に合えば良いのですよ。

最後にこれ言うと元も子もないですが、家で食べるご飯も美味しい。無理して外で食事する必要無い。お酒なんか特に自分で作った方が美味しい事に最近気づきましてね。なので、入れなくても無駄に落ち込んで自分を責めない。家ならすぐ寝れるし好きな格好で好きなテレビが見れる。最高。

 

以上、私自身の傾向と対策を立てました。しょーも無い事も良く考えて対策を練ってみると自分自身の理解が深まるし、次は出来そうな気がしますね。一人でご飯屋に入れないのは地味にストレスで、入れないとプライド傷つきますから。しょーもない事でも傾向と対策を考えてストレス減らせたら気持ち良し。

よく言う、「他人は思っているより自分の事を気にしていない」というのは頭ではわかっています。でもそれが出来たら初めから苦労してないですから。そのことに関しても、できる所から訓練です。

 

頑張って旨い酒を飲もうではないか!

 

ではまた。